
ロバの音楽座 / ロバの音さがし(絵本+CD)
ロバの音楽座については
前回のブログ記事を参照ください。
http://blog.ameto.biz/?eid=1427117
ロバの音楽座の作品としては
三つ目の取扱いになります。
そして雨と休日のお客様には
いちばん聴いてほしい作品です。
なぜかと言うと、
彼らの音楽に対する深い造詣と
音そのものに対する純粋な探究心が
このCDに顕著に表れているからです。
CDの始まりは
なんだかよくわからない、
「ギュッ、ギュッ」
という小さな音から。
やがて周りの音や
通り過ぎる荷馬車の音から
これは足音なんだと気づかされます。
静かな部屋や、
ヘッドホンなどで聴いてください。
そしてここに収められた
トランシルヴァニアの村の音の
ひとつひとつに
耳を傾けてください。
耳をすます、
音に集中する、
というのは大事な訓練だと思います。
鳴っている音を
ただ感じるだけと、
それがどこから鳴り
ひとつひとつの音に
どんな違いがあるかを
考えて聴くのとでは、
この世のものに対する意識が
全く違ってきます。
ふたりでできる簡単な音のゲームをしてみましょう。
場所はどこでも大丈夫です。
向かい合い、お互い目をつぶります。
そして聞こえる音をひとつずつ、
交互に言い合いましょう。
「換気扇の音」
「車の音」
「隣の部屋の男の人の声」
「隣の部屋の女の人の声」
など細かければ細かいほど良いです。
始めは簡単ですが、
徐々に音を見つけにくくなります。
そこからが面白いところです。
神経を集中して
まだ言われていない音を探します。
このゲームはいろんなところで、
何度でもやると面白いです。
次第に、
以前では見つけられなかった
音にも敏感に反応できるように
なると思います。
閑話休題
『ロバの音さがし』は
バーチャルな世界が広がる音楽作品です。
現地録音の音に、
後からスタジオ録音した
音源を重ね合わせている、
凝った作りのアルバムです。
違和感がないので
ひょっとして現地で
音楽も録音してるのかな、
と思わされるほど
丁寧にミックスされています。
ロバの音楽座を
単なる子ども向けほのぼの音楽集団
だと思ったら大間違い。
彼らの活動の根本には、
音楽家にとってなくてはならない
音への飽くなき探求心があります。
あるいは冒険心とも言えるかも。
それが主に子どもに向けた活動だからこそ、
より純粋に、
丁寧に、
表現へと繋がっているのだと
思います。























