音楽と旅へ その2
Balmorhea / Rivers Arms

ギターとピアノのデュオとして活動を始めた
テキサス出身のユニット、BALMORHEA。
(正確には何と発音するのでしょうか。
テキサス州の地名のようですが、
地図上ではバルモレアと表記されますし、
別にバルモルヘアと表記する場合もあるようで…。)
チェロ、ヴァイオリン、ウッドベースが加わり、
5人編成となって作られたセカンド・アルバムです。

現代では生の楽器を使っても、
それをコンピューターで加工/編集する
アーティストが多い中で、
このBALMORHEAは、
フィールドレコーディングを
サンプリングしてはいるのですが、
そのサウンドの主体は
生楽器のアンサンブルにあります。
ひとりでも作品を作れる時代に、
こういった作り方は珍しい傾向にあります。

アンサンブルであるからこそ生まれる音の広がり。
イメージの広がり。
『Rivers Arms』は特にその点が
素晴らしい作品だと思います。
テキサスに行ったことは無いのですが、
風景のイメージをかきたてられ、
旅情を感じさせるアルバムではないでしょうか。
テーマ【旅する音楽】のおすすめ作品です。

また、この間、ヨガのための音楽を探していた
お客様がいらっしゃったのですが、
『Rivers Arms』を気に入って
ご購入いただいたことがありました。
ヨガをしているときに流す音楽は、
(想像ですが)けっこういろんなジャンルのものが
流れているように思いますが、
こんな作品はいかがでしょうか。

BALMORHEA official web site

| 店主 | 17:53 | - | - |
Early Songs再入荷しました
Early Songs / Wind Wound

お待たせいたしました。
再入荷です。
1ヶ月ほど品切れしてしまっておりましたが、
これは、レーベルオーナーが
ちょうど日本に来ていて、
現地からの発送ができなかったのが原因です。
申し訳ございませんでした。

「7月23日」「8月1日」といった
曲目もありますし、
今この季節にこの作品を紹介できることに
喜びを感じております。

是非、ご試聴ください。

過去ブログ記事

| 店主 | 18:06 | - | - |
8月の営業案内
8月は定休日(火曜日)と、
夏休みがございます。

【夏季休業日】
8月17日(火)から22日(日)まで

休業日はメールの返信や発送業務がお休みとなります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

| 店主 | 14:55 | - | - |
音楽と旅へ その1
本日の更新、4点のうち3点が
テーマ【旅する音楽】のおすすめ作品です。
【旅する音楽】

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先月にご紹介したこちらに続き
ヴァイス:リュートのためのソナタ集 第7集
(なかなか再入荷してきません…)
同じヴァイスのリュート作品集をもうひとつ。

『L'Infidele〜異邦人』 ヴァイス作品集 / エグエス(リュート)

ふたつのCDを聴き比べると、
同じリュートでも音色の違いを感じるはずです。
このエグエス盤のほうが
高音域の澄んだ音色に特徴があり、
おそらく弦の数も多いのではないかと思います。
エグエスが使用している楽器は、
「13コース・バロック・リュート」
とクレジットに記されています。
「コース」というのは
弦の多さを表す単位で、
同じ音程の弦を2本並べても(複弦)、
それを1コースとします。
内ジャケットの写真を見ると、
合わせて弦の数は24本あるように見えます。
おそらく、単弦2コース、複弦11コースの
合計13コースということではないでしょうか。
(勉強不足です違ってたらごめんなさい)

このCDに収められている作品の
「L'Infidele(異邦人)」という標題については、
当時ウィーンに流れ込んだ異教徒である
トルコ人に興味を持ったヴァイスが
付けたタイトルだとの説があります。
(ライナーより)

またこのCDは、日本発のレーベル、
MAレコーディングスらしい録音の良さが
さらにその楽器の魅力を引き出しています。
イタリア北部、トリノよりも少し山岳部に近い
ピアノ・アウディという村の教会で録音したというのも
素敵なシチュエーションです。
サン・ベルナルディノ・ダ・シエナ教会

縦型の3面見開きデジパックという
ジャケットの作りも凝っています。
(画像は後日)
リュートの音色は夏にも良く合います。
是非、お楽しみください。

| 店主 | 19:08 | - | - |
血統+新たな才能
夏季限定テーマ【夏の夜を気持ちよく】、スタートしました。→こちら

暑い日が続きますが、
音楽で暑さを和らげることができれば
と思い、選んでおります。
本日はそれに関連した作品を。

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Bebel Gilberto / Tanto Tempo

2000年にリリースされた作品です。
ベベウは、ジョアン・ジルベルトと彼の2番目の奥さん、
ミウシャとの間に生まれた娘です。

2000年というと、
日本でブラジル音楽がブームになっていた頃だと
記憶しているのですが、
ちょうど60、70年代から活躍してきた
ブラジル人アーティストの子どもたちが
次々とデビューしていた時期でもあったと思います。

ベベウはこの後、3枚ほどアルバムを作っているのですが、
どれもこの作品ほどのインパクトが無いように感じます。
その陰には、この作品をプロデュースした
Subaという才能あふれる男性ミュージシャンの
力によるものが大きいと思います。

Subaは『Sao Paulo Confessions』
というアルバム1枚を残し、
自宅スタジオの火災という不幸によって
若くしてこの世を去りました。
『Sao Paulo Confessions』は、
クラブ・ミュージック寄りの
ダンサブルな作品でしたが、
コンピュータによる緻密な音の構築と
ブラジル音楽の伝統への敬意に満ちたもので、
そのスタイルはそのまま本作にも投影されています。

特筆すべきはその古さと新しさのバランス感覚で、
ベベウというブラジル音楽における
最高の「血統」を得たことで生まれた、
奇跡的な作品と言えるのではないでしょうか。
凡百のラウンジ系ブラジリアン・ミュージックとは
一緒にして欲しくない作品です。

| 店主 | 20:16 | - | - |
予定

今後の予定を簡単に。

昨年も好評頂きました夏限定テーマ企画、
【夏の夜を気持ちよく】を近日中にスタートします。
寝苦しい夜を少しでも気持ち良くする
音楽を集めてご紹介いたします。

学生さんはもう夏休みでしょうか?
帰省や旅行シーズンでもありますね。
来週月曜の更新は、
【旅する音楽】テーマ関連作を
数点アップする予定です。
旅する音楽

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実店舗は8月中旬に夏休みをいただきます。
(8月17日から22日の予定です)

暑い日が続きますが、
皆様ご自愛ください。

| 店主 | 18:34 | - | - |
ウアクチの魅力
Uakti / Oiapok Xui

Uakti / Aguas Da Amazonia

ウアクチの音楽に惹かれる理由って
なんだろうと考えたときに、
ユーモアなのでは、と思いました。

メンバーはミナス(・ジェライス)州立交響楽団出身。
作曲にもおそらく高度な技法が使われているのだと思われます。
実験的でありながら聴きやすさもある、
そして創作されるオリジナル楽器の
どことなくユーモラスな音色が
親しみやすさにつながっています。

ミナスのアーティスト、
例えばミルトン・ナシメントやロー・ボルジェス
といった人たちに共通して言えるのが、
宇宙的な広がり―音楽の小宇宙を作り出すような作風です。

ウアクチが作り出す音楽にも、
その楽器の音色が要因のひとつとなった
独自の宇宙を作り上げているように感じます。

反復される打楽器のリズムは
野性的な感覚を呼び起こし、
それがまた気持ち良さにもなっています。
静かな作品ではないですが、
夏に聴くにはちょうどいいサウンドではないでしょうか。

| 店主 | 12:54 | - | - |
『twilight』リリースとインタビュー記事
haruka nakamura / twilight

荷物の遅れから発売日の延期がありまして、
どたばたとしておりましたが、
無事17日から販売開始しております。

美辞麗句を並べてこの作品について語るより、
「静かさ」「美しさ」を求めた音楽、と
簡単に言うべきかもしれません。
美しい風景を目の当たりにしたとき、
言葉が浮かばないように。

『twilight』の録音過程は、
はじめドラムのisao saitoとのセッションを録音し、
そのあとにARAKI Shin、Akira Uchidaといった
メンバー各々にそのピアノとドラムだけの音源を渡し、
自由に音を重ねてもらったのだそうです。
そのアイデアから出来上がったものは
参加ミュージシャンそれぞれの独創性と、
アルバムそのものの叙情性が、
非常に良いバランスで調和されたものと
なっているように感じます。

Kitchen.レーベルのspecial siteにも
haruka nakamuraのインタビューが載っていますが、
雨と休日でのインタビューはそれとはまた別の
切り口で質問をさせていただきました。

そしてKitchen.のおふたりへのインタビュー。
特に訊きたかったのが、
パッケージのアートワークのことと、
汎アジアにおけるレーベルの立ち位置についてでした。
特にパッケージに関しては、
毎回本当に素晴らしいものを作り上げているレーベルなので、
読んで下さる方に彼らのその想いが
少しでも伝われば幸いです。

文章は主にRicksのほうが書いてくれたと思うのですが、
その文章が非常にアカデミックといいいますか、
英語独特の難しい表現や単語が多くて
伝わりやすく翻訳するのに苦労しました。
本当に真剣に、音楽について考えているのだな、
と実感させられる濃い内容のものです。
haruka nakamuraさん、ありがとうございました。
そしてRicks、Aprilのおふたりに感謝。
忙しい中、翻訳の手伝いをしていただいた
p*disのHisacoさんにもこの場を借りて感謝します。



実店舗では
nakamuraさんの大切なポラロイド写真を使って
ご本人に作っていただいたフォトブックを展示しております。
ポラロイド写真なのですべて1枚しかないものです。
音楽作品だけでなく、写真にも
彼独特の美的センスが感じられるものです。
ご来店の際に、どうぞお手にとって
ご覧ください。

| 店主 | 15:10 | - | - |
haruka nakamura / twilight発売日延期について
いつもありがとうございます。
雨と休日の店主、寺田と申します。

7月15日に発売を予定しておりました、
haruka nakamura / twilight
http://shop.ameto.biz/?pid=22125020
ですが、大変申し訳ございません。
現地シンガポールからの商品輸送の遅れに伴いまして、
発売日が7月15日から17日へ変更されております。
ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

| 店主 | 16:51 | - | - |
囁く色気
Julie London / Lonely Girl

ジュリー・ロンドン。
往年の名歌手です。

アメリカの50〜60年代に、
アメリカ人男性がどのような
女性を求めていたかがわかるような
女性シンガーです。

ジャズ・シンガーと言いきってしまうには
歌い方がストレートですし、
かといってポップス・シンガーと言うには
ジャズ的なスタンダードばかりを歌います。
ジャズでもポップスでもある音楽が
ヒットしていた時代の歌手です。

ジュリー・ロンドンには
ピアノ・トリオやオーケストラをバックにした
作品も多数ありますが、
こちらの作品はギター伴奏のみ。
そんなアルバムを作れるのも
売れっ子ならではと言えるでしょう。

古さを感じさせるアルバムですが、
伴奏がシンプルな分、
ジャズ・ファンや古いヴォーカル・ファンでなくとも
聴ける作品なのでは。
コーヒーが美味しくなりそうです。

ジュリー・ロンドンの30作品が
紙ジャケットの限定生産で再リリース。
http://www.emimusic.jp/jazz/julie/
その中の1枚です。
本当は秋〜冬にお薦めしたいものですが、
限定生産のため、
早めにご紹介いたしました。

| 店主 | 17:03 | - | - |
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Info


東京・西荻窪にある「穏やかな音楽を集める」というコンセプトでセレクトされたCDショップ、雨と休日の店主によるブログです。

雨と休日オンラインショップ
毎週月曜更新

Twitter始めました。ブログではフォローできない細かいことを書いています。

【雨の日サービス】(実店舗のみ)
雨の日(店先のひさしに滴ができたら)にご来店のお客様にはレシートにしずくスタンプを押させていただきます。次回ご来店の際にそのレシートを提示していただきますとお会計から5%オフさせていただきます。

Paniyolo / 3月が眠る

musette / datum
当店店主が国内盤のライナーノーツを書かせていただきました。

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