本格趣味的じゃないオーディオワークショップ




スピーカー前に鎮座することが
正しい音楽の聴き方だと思い込んではいませんか?

9月23日(土)に京都・誠光社さんで開催する
ワークショップのようなトークイベント、
「音楽の聴き方をあらためて考える
〜非マニアのためのオーディオ入門」
http://www.seikosha-books.com/event/2696

ちょっとかしこまったタイトルですが、
これは近年、私が一番興味を持っているテーマを
本格的に取り上げる初めてのイベントになります。

ここで指すマニアとはオーディオマニアのことです。
オーディオの世界はあまりに奥が深く、
そこにハマろうものなら
みるみるお金がなくなっていくことでしょう。
良いオーディオ機器というのをすごく簡単に言うと、
質の良い材料、部品を使っている機器のことです。
例えばスピーカーがわかりやすいでしょう。
良い木を使って、良い繋ぎ方をして
スピーカーの「箱」(エンクロージャーと呼びます)を
作ればいい音になります。
つまりお金がかかるんです。

値段が高い機器を買えばいい音が鳴るのは当然で、
高い機器がなぜ高いのかは原価と手間賃が高いからです。
(以上わかりやすく簡単に言ってます)


さて、今回のトークイベントでは
そんな高価なオーディオ機器は使いません。
(唯一、誠光社さんにあるsonihouseの多面体スピーカーはそれなりのお値段ですが…)
スペックや性能を比べることを重要視したり、
機械的に試行錯誤することに没頭するようなオーディオ指南が
世の中に根付いてしまっていると思います。
もちろんそれは大事なことですし、私自身も通っている道ですが、
今回はベクトルが違います。
簡単な、ちょっとしたことで音が変わるのだ
ということに気づいていただければ、というイベントになります。

当日の内容は、
●スピーカーを使った置く場所の材質、高さ、向き、の違いによる物理的な音の変化を聴く。
●音に対する意識の向上。
●iPod等を使った音質操作。
などをメインに、音響の知識、オーディオの知識などを盛り込みつつ
音楽を流した実演を交えながらのものになります。
最終的に参加された方自身がご自宅に帰った後に
理想的なリスニングルーム環境を作れるようになればと。
そしていつどんな音楽を聴くと自分にとっていいのか、
というところまで考えられるようになれたらと、思っています。
難しい用語を使った話は一切なし。
でも切り口自体は本格的です。
ただし私自身、音響の専門的な勉強をしているわけではないので
あくまでいちリスナーとしての提案として、
細かなところは大目に見ていただきたいと思う次第。
是非お越しいただけましたら!

9/18現在お席は2/3ほど埋まっているそうです。
ご予約お早めに、宜しくお願いいたします。
 

出張販売 in 名古屋 スタジオアッシュ(ブックマークナゴヤ2017参加)




毎年恒例となりました「ブックマークナゴヤ」に
今年も参加いたします!
http://bookmark-ngy.com/
http://bookmark-ngy.com/?p=1514

例年どおりスタジオアッシュさんを間借りして、
本のイベントらしく「読書BGM」をテーマに
40タイトルほどを厳選し販売いたします。
店主も在店いたします。

【期間】
10月14、21、28日、11月4日
ブックマークナゴヤ開催期間中の
土曜日のみの営業です。

【営業時間】
12:00 - 18:00
(最終日のみ17:00閉店)

【場所】
名古屋市千種区橋本町3-26 グランドール本山4B
スタジオアッシュ
http://st-hush.net/
地下鉄東山線/名城線「本山駅」2番出口 徒歩3分
※駐車場はありません。近くのコインパーキング等をご利用ください。
 コインパーキングの最寄は広小路通り(東山通り)沿いに何件かございます。
※クレジットカード不可。現金のみのお会計となります。




スタジオアッシュさんはマンションの一室にあります。
会場への行き方は過去のブログ記事をご参照ください。
ブックマークナゴヤ2015参加
ブックマークナゴヤあと2日です


[ご予約について]
雨と休日取り扱い商品を出張販売の場でお買い上げになりたい
という場合はご予約が可能です。
オンラインショップ下部「問い合わせ」フォームより
・商品名
・枚数
・氏名
・電話番号
・ご来店予定日(10月14、21、28日、11月4日のいずれか)
をご記入の上、あらかじめご連絡をいただけましたら
当日商品をご用意いたします。

在庫がある商品につきましては
そのままお取り置きとなります。
入荷待ちの商品についてはご来店予定日までに
入荷した場合のみお取り置きいたします。
ご来店予定日を過ぎますと
自動的に予約キャンセルとなりますのでご了承ください。


名古屋の本に関わるお店さんによって開催されてきた
ブックマークナゴヤも10周年。
そして今年で一旦終了となるそうです。
例年にない盛り上がりを見せるかと。
面白いイベントも目白押しですので、
ブックマークナゴヤのHPでご確認&お早目の予約を。

それでは皆様のご来店をお待ちしております。




…そしてさらに今回はこのようなイベントも開催いたします!


■■ 雨と休日×ON READING×HORA AUDIO 『読書のための音楽室』 ■■

日程:2017年10月29日(日)
時間:第1部|13:00〜14:30、第2部|16:00〜17:30
会場:ON READING GALLERY  名古屋市千種区東山通5ー19 カメダビル2B
料金:1,500円(文庫・1ドリンク付き)要予約
選書:ON READING
選曲・CD販売:雨と休日
音響:HORA AUDIO
予約・詳細:→http://bookmark-ngy.com/?p=1658

音楽と本に蜜月の関係があるとるならば、それはどんな読書体験になるのでしょう。
それぞれの本に、寄り添うような音楽を聴きながら、特別なひとときを味わってみま
せんか?

ON READINGが選書した本にぴったりの音楽を、CDショップ・雨と休日店主、寺田俊彦
がセレクト。
HORA AUDIOによる拘りぬかれたスピーカーから流れる音楽を聴きながら、1冊の本を
読んでみましょう。

---

スタジオアッシュがある本山駅の隣、
東山公園駅すぐにある、名古屋を代表する本屋
ON READINGさん
http://onreading.jp/
との共催で、
読書のための場所、本、BGMを用意するというイベントです。

彦根市に工房を構えるオーディオメーカー、
HORA AUDIOさん
http://www.hora-audio.jp/
のご協力もいただき、
静かだけど静かすぎない
読書に最適な空間を作り上げたいと思っています。

すでに定員に近いそうですのでご予約はお早めに! 
 

9月の入荷予定


今月これからの新入荷予定。

9/15 Akira Kosemura『In The Dark Woods』
※初回特典:マグネット

9/22 Henning Schmiedt『Schöneweide』

9/29 AOKI, hayato『小さな歌』
※雨と休日先行販売&特典付き

すべて新譜です。

メールマガジン、フリーペーパー等でお知らせしておりました、
雨と休日店主選曲の新しいコンピレーションCDですが、
諸事情により制作が遅れております。
10月上旬発売を目指しております。

お楽しみに。
 

「雨とQ日」9月号


今月も全国のコンビニエンスストアで
当店のフリーペーパー「雨とQ日」を
20円でプリントアウトすることができます。

各コンビニに設置されているマルチコピー機で
下記番号を入力していただくことでプリントができます。


■セブンイレブン
9月号ネットプリント予約番号
【 86156349 】 (期限は今月18日まで)
サイズはA4を指定してください。

ネットプリントについて
ネットプリント


■サークルK サンクス
■セイコーマート
■ファミリーマート
■ローソン
9月号ネットワークプリントユーザー番号
【 LJ625HFMWW 】 (期限は今月19日12時頃まで)
※サイズはA4、白黒印刷を指定してください。

ネットワークプリントについて
(「コンビニエンスストアで印刷」の項目をご参照ください)
ネットワークプリント


「雨とQ日」はわら半紙で発行しておりますが、
コンビニでの印刷は白い普通紙になります。
(ちなみにプリントアウト代は当店の収益にはなりません)

「雨とQ日」は毎月9日発行(定休日の場合は翌営業日発行)です。
バックナンバーの発行は行なっておりません。
提携店舗での配布および
オンラインショップのお客様へお付けしております。

「雨とQ日」設置店はこちらの記事にてご確認ください。
「雨とQ日」設置店紹介
 

2017年8月売上TOP10



1. haruka nakamura PIANO ENSEMBLE / 光




2. V.A. / nisica × Quiet Corner: fabric 01



3. V.A. / ending music



4. Gerald Situmorang / Solitude



5. AOKI, hayato / Echo/Room Echo



6. CANTUS / オディエ



7. The Unthanks / Diversions Vol.4 - The Songs And Poems Of Molly Drake



8. Kazunori Sugama, Mayu Gonto / Waterside



9. Al Viola / Solo Guitar



10. Hirofumi Nakamura / guitarscape

 

9月の営業案内




【9月のお休み】

2、3、9、10、16、17、23、24、30日
[定休日]土・日・祝日

18日(月)は祝日ですが通常営業いたします。
 

雑誌掲載情報




28日発売のスポーツ×ファッション雑誌
『HB Humming Birds vol.11』
https://hb-web.jp/feature/p509/
のコラムページ「Mix nuts」内「Playlist for Autumn」にて、
秋の季節の変わり目に合う
5曲を選曲しております。

書店、コンビニでチェックしてみてください。
 

追悼 ジャネット・サイデル


オーストラリアのジャズ・シンガー、
ジャネット・サイデルが
今月のはじめに亡くなったと聞きました。

https://www.facebook.com/janetseidel/posts/1599410833436726

病気のようですが、急でした。

かわいらしい歌声のジャズ・シンガーは
ブロッサム・ディアリーという先達以降、
今はけっこうたくさんいるのですが、
そんな中でもジャネットはしっかりとした
個性を持ったシンガーでした。

彼女自身ブロッサムのファンで
トリビュート・アルバムも出していますが、
曲の良さを理解したうえで
しっかりと自分の歌にするところは
偉大な先輩に引けを取らない
彼女の実力であり魅力。


Janet Seidel / Moon Of Manakoora


この『マナクーラの月』は
店主・寺田が前職の頃からずっと贔屓にしているアルバムで、
現在プレスされているCDには
コメントも載せていただいています。

亡くなったのが7日だそうですが、
その翌週のFM番組で
同アルバムから「Twilight Time」を選曲したばかり。

ありがとう、ジャネット。
あなたの作品に関われたことを誇りに思います。
 

somewhere else



Zsofia Boros / En otra parte


ソフィア・ボロス(ゾフィアとかボロシュとかいろいろ表記アリ)
はハンガリー出身の女性ギタリストです。
笑顔がチャーミングな方です。

いきなりECMからデビューとなった本作。
静かな、かつ、本格的な
近現代クラシック・ギター・アルバムを
お探しの方には最高の1枚と言えるでしょう。
店主個人的にも、
ここ最近で聴いたECMの作品の中では
ダントツで好きになっている作品です。

当店のファンの方には絶対に知ってほしい
ブローウェル作曲の「11月のある日」。
この曲が入っているだけでポイント高いです。
試聴じゃわからないかもしれませんが、
「ノスタルジー」とか「メランコリー」とか
琴線に触れそうな言葉をクラシックギターに
置き換えたならこの曲になる…
と言いたいぐらいの1曲です。
もともと映画音楽用に作られた、という点も
その音楽に親しみやすさがある要因です。

ボロスが個性的なのは、
細かな部分をもっとも重要視している
と思わせるギターの音色と
その選曲と言えるでしょう。

若いアーティストらしく、
選曲に余計なこだわりがありません。
前述のブローウェルから、
ラルフ・タウナー、
ヴィセンテ・アミーゴ、
キケ・シネシなど、
ポピュラリティーのある曲と
伝統的なリズムの曲とが
違和感なく並んでいます。

『En otra parte』というタイトルは
somewhere elseという意味。
ここではないどこか、といううつくしい響きの言葉が
日本語にはあります。
想像力を掻き立てされられる言葉。

ギターは時折、強く響く作品ですが、
不思議なことに、心は波立たないのです。
その点を取っても、
特別な作品、特別なギタリスト、と言えるでしょう。
貴方のライブラリーに加われば幸いです。


 

黄昏時から光のほうへ ― PIANO ENSEMBLE所感


2010年のまだ暑いとき。
ハルカナカムラが店に来てくれた。
発売されたばかりの『twilight』のために、
彼が撮った写真をファイルにしたものを
店頭で展示する、
その準備のためだ。

まだ私は、ハルカナカムラ本人のことを
よく知らなかった。
後から思うと、彼はその当時、
ひとつの暗闇から抜け出そうとしていたはずだ。
そしてもちろん、彼のアンサンブルのメンバーたちのことも
よく知らなかった。
ARAKI Shin、内田輝といったミュージシャンは
ライヴやアルバム販売に伴うかたちで
次第に親しくなっていった。

それから7年。
何度も会い、聴き、彼の音楽が変化していく様を
断片的に見続けてきたが、
個人的には「CURTAIN CALL」で
彼の向く方向性のひとつが
美しい建物のように形作られたと感じた。
それはPIANO ENSEMBLEの進化過程の中の
ひとつの出来事だったが、
私自身もスタッフとして参加した
昨年末の早稲田スコットホールでの公演では、
CANTUS、うららといった歌い手の他にも
青木隼人、坂ノ下典正というサポートが居たこともあり、
少し感慨深い気持ちになった。


[ACT.9] 2015年12月25日京都文化博物館
写真:吉村健(TKC)/照明 : chikuni

FOLKLOREでもそうだが、
この写真のように円になって
演奏を囲むのが、
彼らの音楽には合う。
その音楽性を的確に表しているいい写真だ。


haruka nakamura PIANO ENSEMBLE / 光


『光』。
こうやってPIANO ENSEMBLEの最終形が
音盤となってできあがったのは、いちファンとして嬉しい。


haruka nakamura / 音楽のある風景


『音楽のある風景』と『光』を見比べると
何曲か曲順が同じなのがわかる。
これは敢えてそうしたのだろう。
2014年の録音である『音楽のある風景』と、
その2〜3年後の演奏である『光』との
演奏には大きな変化があることが
一聴してわかるはず。
曲目を見ただけで「なんだ同じ曲入ってんじゃん」
と思うのは浅はかだし、
彼らがやろうとしていたことを理解すれば
これこそが正解なのだとわかる。

音そのものはエモーショナルに激しさを増す部分があり
雨と休日のラインナップの中では
音量大き目の部類に入る。
この点は前作『音楽のある風景』よりも増すところだが、
音がうるさい、という意味ではない。
硬度が増している、と感じた。

しかしその対比として、静かな部分は可能な限り静か。
それはこの音源の傍に「観客」が居たからだ。
数十、数百の観客が作り出す「静けさ」は力強い。
声を出すよりも力強い。

ハルカナカムラはその静けさを
強要することなく会場に作り上げている。
それは限られた音楽家のみができることに他ならない。

光があれば闇がある。
動があれば静がある。
その逆も然り。
音を発さなければ静寂は無いし、
静寂を作ってくれる人たちが居るからこそ、
ハルカナカムラとその仲間たちは
力の限り奏でられるのだ。

つまり何よりも、
静寂の部分に気づいてほしいアルバム
ということなのだ。



 
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出張販売スケジュール
≫ 9/16〜30 京都市 誠光社
≫ 10/14〜11/4毎週土曜 名古屋 スタジオアッシュ(ブックマークナゴヤ2017参加)
≫ 10/21〜11/5 鎌倉市某所
≫ 12月 新潟県某所

☆現在2017年11月後半、2018年1月以降のご依頼を受付中。
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