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水の流れのように



sui sai / 水の記憶


ちょっと長いですが、
初めてこの作品を耳にしたときに
思った事を書きます。

自然界の営みというのは
同じことの繰り返しのように
見えますが、
小さな揺らぎを持ったものが
数多く存在し、
その集合体が
例えば四季といったような
一定の周期を作り上げていると
思っています。
その揺らぎを持ったもの、
例えば波の寄せ返しや
川の流れのようなものを、
このギターとトンバクの
音色から想像しました。

ギターの菅間一徳は、
本職のかたわらに
演奏活動をおこなっています。
彼がネイティブアメリカンの
インディアンフルート奏者
ポール・ワグナーと共演した時に、
「君のギターは 岩を縫って流れる水のようだね」
と言われたのが印象に残り、
この『水の記憶』という
タイトルにしたのだそうです。
偶然にも同じようなことを
感じたのに驚きました。
菅間一徳 web site

トンバク、という
イラン(ほか西アジア地域)
の打楽器については
詳しく知らなかったのですが、
インドのタブラにも似た
深い響きが印象的な楽器ですね。
演奏している蔡怜雄(さい・れお)は
バークリー音楽大学を卒業し、
プロのミュージシャンとして
活動されています。
本名とは別に
祖父の名を借りたという
珍しい名字ですが、
台湾人、日本人、アメリカ人の
血を引いている方なのだそうです。
蔡怜雄 web site

内村鑑三記念館は
東京・目黒にあり、
本作はそこの講堂
「今井館聖書講堂」
で録音されています。

録音、ミックス、マスタリングは
アヴァンギャルドな作風の
スティールパン奏者として知られる
町田良夫が担当。
なんと偶然、
内村鑑三記念館で知り合ったそうです。

本来、音楽を録音する
場所ではない講堂における
広さ、空間を感じさせる録音が、
ふたつの楽器との
素晴らしい相性を
聴かせてくれます。

流通されていない
完全な自主制作CD。

(↑2015年3月より一般流通が開始)
是非とも多くの人に
知って欲しい作品です。
 
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