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ライヴでこそ



Blossom Dearie / Needlepoint Magic


この作品には少し説明が必要です。

ブロッサム・ディアリーが
そのキャリアの後半に
自主レーベルとして
立ち上げたのが
"Daffodil Records"です。

レーベルにおいても、
またステージの上においても、
彼女は完璧主義者でした。

おしゃべりは厳禁。
うるさいお客さんには
演奏を中止してまで
注意するほどだったそうです。
みんなブロッサムのことが好きだから
黙って聴きます。
マナーの良いお客さんに囲まれた
彼女のライヴは、
とても親密な空気に包まれる
ものだったのだろうと、
この作品を聴いて
想像できます。

「I'm Hip」(いつも笑いが起きます)
「Sweet Surprise」
といった人気曲や、
イギリスのシンガー
ジョージィ・フェイムに捧げた
「Sweet Georgie Fame」
など満足のセットリスト。
そして何と言っても
ボブ・ドロウとのデュエットが
2曲も入っているのが
ファンとしては嬉しいところです。

「Baby It's Cold Outside」
の冒頭のやりとりは
こんな感じ。

ブロッサム「A-Sideに収録するのは
 このくらいでもう十分かしら。
 少し休憩をして、B-Sideの録音を…」
ボブ「ちょっと待って。行かないでベイビー。
 素敵なプランを用意してるんだ。」
ブロッサム「本当?」
ボブ「一杯どう?リラックスして。…」

そしてこの会話の流れから
歌が始まるのですが、
歌の冒頭も
I really can't stay
「もう行かなきゃ」
― Baby It's Cold Outside
―「外は寒いぜ」
…という、
帰ろうとする女性を
引きとめる内容の歌詞なのです。

季節はいつだったのでしょう?
(録音日のクレジットがありません)
「Baby It's Cold Outside」は
冬の定番曲で、
クリスマス・アルバムなんかにも
よく入っている曲です。
同曲屈指のカヴァー・ヴァージョンです。

ボブ・ドロウと言えば
彼が担当したサントラ
『マルティプリケイション・ロック』

Multiplication Rock (TV Original Soundtrack)

にもブロッサムが1曲
参加しています。

『Needlepoint Magic』は
DaffodilのVolume 5として
リリースされたものですが、
同レーベルの中では
同じCelesteからCD化されている
作品たちと並び、
5本の指に入れたい作品です。
彼女のファンであれば
むしろこれこそ聴かなければ
という作品。
なぜならライヴでこそ味わえる、
ブロッサムの魅力があるからです。

『Needlepoint Magic』…
針で刺すようにピンポイントに効く魔法。
その魔法に
あなたもかかって欲しい…!

 
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