<< 良い作品はいつまで経っても良い | main | 2016年8月売上TOP10 >>


内田輝の静かな世界



Akira Uchida / OTOTSURE


パソコンのファンの音すら
うるさいと思ったことがある人なら
彼の音楽の根幹を感じ取ることができるのでは。

内田輝の音楽には
常に静寂が連れ添うよう。


調律師であり、自らスタジオも持つ内田輝は、
近年ではharuka nakamura PIANO ENSEMBLEの
メンバーとして活動していますので、
そこで彼を知った方も多いかと思います。
アンサンブルで見られるソプラノ・サックスの演奏だけでなく、
ピアノ、そしてクラヴィコードなどを演奏します。

クラヴィコードとは14世紀に考えだされた楽器で、
チェンバロとはまた違った構造で、
現代のピアノの原型となる楽器のひとつです。
J.S.バッハの息子、C.P.E.バッハが好み、
多くの作品を残していたりします。

内田輝はそのクラヴィコードを持ち運び
(持ち運べる大きさ、ですがもちろん調律も狂いますので
演奏先で再度調律しなおさなくてはなりません。)
各地で演奏もしています。
先日、出張販売を開催した高崎「matka」さんでの
ライヴ演奏でも披露されました。

※写真は坂ノ下氏のtwitterより拝借

非常に音が小さい楽器で録音も難しいため
CDとしてもなかなか良いものがありません。
いつかクラヴィコードだけでのアルバムを
作って欲しいところ…とは願うものの、
そうではない生で聴くことがもっとも相応しいのかも。

さて、この『OTOTSURE』は、
ギャラリー/ショップ「ARABON」のために
制作されたものです。
ARABON

ARABONは京都の山奥にある廃校の敷地内にあり、
その学校の体育館に忘れ去られていた
ピアノを使って録音されました。
広い体育館の中に響く古いピアノの音色は
特別なものがあったことでしょう。
耳を澄ませて聴くと、
建物と共鳴していることがわかります。
2014年の冬に録音された演奏は、
冬の空気と同じく
ピンと張りつめたような程よい緊張が伴い、
その音楽からは、
静寂と言う見えない敵と戦うような
気概すら感じます。



『OTOTSURE』、好評をいただけたら
彼の他の作品も取扱いしようと考えております。


≪2016年12月追記≫

Uchida Akiraの他作品の取り扱いを開始しました。

彼の作風がもっとも顕著に現れているのが
『untitled』と名付けられた2タイトル。


Akira Uchida / untitled 1



Akira Uchida / untitled 2


福岡にある杉工場と言う
家具などの木製製品を作る会社の倉庫にて録音されたものです。
倉庫に持ち込んだアップライトピアノによる『untitled 1』。
同じくクラヴィコードによる『untitled 2』。

彼のクラヴィコードのCDは今のところこの『untitled 2』だけです。
クラヴィコードの音色は非常に繊細なため、
実際の音色と録音された音色は少し違ってしまいますが、
クラヴィコードのCDそのものも少ないため
(さらに録音もどれもイマイチのため)
このCDで楽しんでいただけたらと思います。
 
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
お知らせ
出張販売、DJ、トークイベント等、ご依頼受付中。CD作品の持ち込み売り込み、メジャー/マイナー、レーベル/個人問わず随時募集中。お気軽にメールアドレス[ infoあっとameto.biz ]またはお問合せフォームからご連絡ください。
出張販売スケジュール
≫ 9/16〜30 京都市 誠光社
≫ 10/14〜11/4毎週土曜 名古屋 スタジオアッシュ(ブックマークナゴヤ2017参加)
≫ 10/21〜11/5 鎌倉市某所
≫ 12月 新潟県某所

☆現在2017年11月後半、2018年1月以降のご依頼を受付中。
Links
Profile
Categories
Archives
Search this site.
Others