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店主今年の10枚(2016年)


売上や新譜旧譜に関係ない、
店主の個人的な年間ベスト10。
今年も選んでみました(意気揚々と)。



1. Tobias Wilden / Artifacts/Scenes - Piano Works

レビューにも書いていますが、
ギターの『A Path To Open Air/Minute Maps』を
CD化させたときから
早くピアノ作品のほうもCDにしたかった、という1枚。
近年もトビアス君は新作をインターネット上で発表していますが、
若干作風が変わっており(アーティストとして自然な事ですが)、
なおさらこれら初期作品が愛おしく感じられます。
余談。
CD化の際にジャケットをデザインしなおしているのですが、
表ジャケのタイトル文字のレイアウトに悩んだ末
トビアスが初めに提案したこの位置に落着。
最終的に、雪の余白を見せたいなと僕は思ったのですが、
彼も同じように思っていたのか、どうか。


2. Al Viola / Solo Guitar

何度も書きますが、この時代(1957年)にギターの、
しかも完全ソロのアルバムを録音するということ自体が
滅多にないと言うか凄いこと。
とても地味ながら、その演奏は実にオルタナティヴ。
ある意味時代を(かなり)先取りしていて、今こそ聴くべき1枚。
そこに気づいてくれる人募集中。


3. Fabio Caramuru / eco musica - conversas de um piano com a fauna brasileira

今年よく売れたなーという印象の作品を
考えたときにまず浮かんだのがこれ。
FLAUから国内盤がリリースされたこともあって、
やはり素晴らしい作品は
たくさんの人を惹きつけるものであることかと。


4. Akira Uchida / OTOTSURE

まずは(と本人も言っている)この『OTOTSURE』を。
そして彼の作風が顕著に現れている『untitled』の2枚を。
内田君とは去年初めて話をしましたが、
その時からいつかはと言っていたクラヴィコードの演奏会を
10月の出張販売で開けたのも今年の収穫でした。
出張販売 in 名古屋 スタジオアッシュ
失礼ながら、haruka nakamura PIANO ENSEMBLE
(いつの間にか最近ではFOLKLOREのメンバーとしても)
の一員でしかなかった認識を改めさせられました。
その音楽家としての活動を今後も応援させていただきたい。


5. yatchi / metto piano

はじめ京都の誠光社さんから当店を紹介していただいたようで、
(誠光社の堀部さんとは特に親しいという訳ではないのですが)
小さなお店同士でこういう横の繋がりがあるのはとても嬉しい事。
日本人らしいな、と思うピアノ曲。
日本人にしか作れないピアノ作品。


6. チンプンカンプンとんちんかん / 拡がる二人部屋

ドッペルツィマーは以前から気になっていたユニット。
中心メンバーのひとりである
「古川麦」の名前もいろんなところで目にします。
『田園』はもちろん素晴らしく素敵な作品ですが、
こちらに収録の「Tichá Domácnost」は
チェコのグループ、Bratři Ebenovéが歌う原曲を含めて
一時期こればっかり聴いていた1曲。
博学。


7. Directorsound / Into The Night Blue

この先何年も夏の定番として重宝しそうな1枚。
tona serenadレーベルの皆さんのレトロ愛が詰まった作品として、
作られるべくして作られたアルバム。
日本ならVIDEOTAPEMUSICの世界観とも重なるところがあるのでは。
tona serenadオールスターズでの来日を誰か実現させてくれ、
と願わずにいられません。


8. 木太聡 / 女と椅子

CD-RからCDへの再発ですがこの1枚。
このジャケットを採用するセンス。
木太さんとは西荻の店舗で何度かお会いした限りですが、
全然その実態を掴めません。
この時代にあって自分を必要以上に晒さず
ミステリアスさを持っている、
それが彼の魅力を増幅させている要因かと。


9. 近藤研二 / 子猫のロンド

西荻・りげんどうで開催した2月末の当店7周年イベントで、
(実は)初対面でありながらBGM演奏を
引き受けて下さった近藤研二さん。
フツーにお金取って満席ライヴできるような方なのですが、
本当に素敵なおじ様。本当に感謝。
とても嬉しくってその日の打ち上げでも
近藤さんに向かって思わず熱く語ってしまいましたとさ。


10. Chet Baker / Sings

チェット・ベイカーを聴くといつも、
初めてチェット・ベイカーを聴いた時のことを思い出します。
それだけ自分にとっても衝撃だったわけで、
やはり『Sings』は多くの人にとって
そういった経験をして欲しい作品です。
そしてできれば輸入盤や非公式の(ジャケットもおざなりな)廉価版ではなく
この国内盤で。

<次点>


金延幸子 / み空

これも↑シングス同様、
生産終了だったりしてタイミングが合わず
やっと取り扱えた1枚。
小沢健二がライヴのSEに使っていたということから、
ひと昔前だったらオリーブ少女たちの
隠れた愛聴盤と言ったところ。
この作品が持つ少女性は永遠のもの。

…とここまで書いて思い出したのでもう1枚。

Colin Blunstone / One Year

9月の札幌にて、出張販売とともに
かねてから一緒に何かやりたいと言っていた
青木隼人との共同イベントを開催できたのも今年のニュース。
企画していただいたGRISさん、エフロクブンノイチさんに感謝。
そのトークで青木さんが熱く語ったのがこれ。
「Misty Roses」をじっくり聴き込み
改めてその魅力に取りつかれたひととき。
最初にCD化されたこの品番のCDが1995年発売。
これにしか付いていない小西康陽による解説。
小西氏も北海道出身。
これが今も生産され続けているのは
奇跡に近いこと。

---

いかがでしたでしょうか。
今年は国内メジャー会社によるリイシューに
良い作品が多かった印象ですが、
価格が安い物も多く、その分、
実際のCDそのもののクオリティは低い
というのが多く見られるのが問題点かと。
安く多く売る、はいつまで売上効果があるのか。
そんなことを考えつつ。

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