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店主今年の10枚:2017年


年末恒例、
売上や新譜旧譜に関係ない
店主の個人的な年間ベスト10です。
文章もいつもより個人的なので気楽に読んでください。



1. Hirofumi Nakamura / guitarscape

今年半ばにしてすでにナンバー1候補と書いていましたが、
やっぱりこの1枚。
アイルランドの音楽をギター1本で優しく強かに弾く。
あたたかな夕暮れを見るよう。
ありそうでなかった、欲しかったアルバム。


2. "Midwinter Spring" アレッサンドロ・ステッラ(p)

久しぶりに「見つけた!」と思った1枚。
選曲とジャケットの勝利。
カンチェッリという作曲家を好きになるアルバム。
(でもソロ楽器作品以外はけっこう前衛的です)


3. Kazunori Sugama, Mayu Gonto / Waterside

9月の誠光社さんでの出張販売は
今年の一大イベントでしたが、
この作品だけはキャプションに敢えて内容について書いていませんでした。
それが会期中一番売れたというのが印象深い出来事。
「You are my waltz」の美しさ。


4. Kiev Acoustic Trio / Moment

10位でも登場しますresonance music吉本宏さんから
声をかけてもらってライナーノーツを担当。
ジャズ・マニアも手に取る作品のライナーノーツということもあり、
気合が入りました。
僕もこの作品を知ったのは『中川ワニジャズブック』でした。
飾っておきたい1枚です。


5. Plainte 嘆き - Viol music of French

クラシック作品(古楽ですが)で
これほど売れたのは過去に例があったかな、
というぐらい好評いただいた1枚。
詳しいところまで評する楽器的知識がありませんが、
演奏レベルも申し分ないのでは。


6. AOKI, hayato / 小さな歌

青木さんにお願いして特典ポストカードを作ってもらい、
ほぼ独占で販売させていただいた。
年間売り上げランキングは年明けに発表しますが、
おかげさまで(多分)今年一番売れた作品になったかと。
毎回、聴く人を飽きさせない作品を作る
青木隼人というアーティストの素晴らしさよ。


7. Dustin O'Halloran / Lumiere

2月末の8周年の際に配った「続・雨と休日の廃盤案内帳」に掲載。
そして再発。
祝!
この記事の公開後、『Lumiere』をお買い上げいただいた先着10名様に
「続・雨と休日の廃盤案内帳」の残り僅かなストック分から
プレゼントいたします!


8. 阿部海太郎 / The Gardens - Chamber music for Clematis no Oka

「室内楽」というのが今年ひとつ注目したキーワード。
ジャンルに拘らない室内楽的作品を楽しんで欲しく
【室内楽のたのしみ】
というテーマも設けました。
海太郎さんは以前より良質な作品を作っていましたが、
室内楽という形式に特化したこの作品が
予想以上に好評だったのも今年のトピック。
「さすがウチのお客さん」
と勝手に誇らしげに思っておりました。


9. CANTUS / オディエ

森ゆに(CANTUSとも度々共演)の『シューベルト歌曲集』もそうですが、
クラシックだけど純粋なクラシックではない、
でも所謂クロスオーバー的な視点ではないという作品。
「本物から離れて」受け入れられようとするのではなく、
「本物にできるだけ近く」あることを大事にする。
そういう作品こそが広く受け入れられて欲しい。


10. V.A. / Lunchtime Jazz


10. V.A. / Lunchtime Jazz Vol.2

最後に(今年頑張った)店主選曲コンピを2枚まとめて。
このCDを作るきっかけとなったのは前述の選曲家・吉本宏さんの
「ランチタイム・ジャズ、作るといいよ!」という一言でした。
元々の【ランチタイム・ジャズ】というテーマ
テーマ【ランチタイム・ジャズ】
も、第一弾の1曲目、セルジュ・デラートの「Vose Abusou」が始まりであり、
澤野工房・澤野さんに許諾をお願いしたところ
(澤野さんはコンピに曲を提供するのに消極的だと聞いていた)
快く許可をいただいたところからよぉし、と企画スタート。
特に第一弾については90年代に活動していたレーベルのオーナーさんは
軒並みおじいちゃんであることが多く、
楽曲使用リクエストのメールをしても返信が無いことが大半…。
そんな訳あり発売が延び延びになりつつも形にできた
思い入れも深い作品と相成りました。
第二弾のほうはレーベル括りで選曲した初めてのコンピということもあり、
とても楽しく選曲しました。
拍手が入っている曲はフェードアウトを早めたりなどの加工をしていたり、
オーソドックスなジャズ〜若干フュージョン、スピリチュアル寄り〜またオーソドックスに戻る
という流れの盛り上がりも気に入っています。

改めて、店内写真を提供いただいた、
姫路HUMMOCK Cafeの中村さん、
HUMMOCK Cafe
西浅草Cafe Otonovaの渋谷さん
Cafe Otonova
に感謝。
雨と休日だけでなくいろんなお店で売れるといいなと
思って作ったCDです。

<次点>


吉村弘 / Music For Nine Post Cards

近年、今年ほどその名前をネット上で見た年はないのでは
と思うくらい再評価の気運が高まっている吉村弘。
他作品がアナログレコードで再発されたのが大きな要因かと。
この『ナイン〜』も最近海外のレーベルから再発されました。
(そちらは当時のカセットテープをマスターにしているのかと思われます)
来年も吉村弘周辺の作品が注目されることでしょう。

---

いかがでしたでしょうか。
CDよりもアナログレコードのリリースに
力を入れるアーティストが徐々に増えている中で、
CDのみで言えばクラシック音楽が相変わらず豊作だなと思っている昨今です。
私事ながら4月に第二子が産まれたこともあって
なかなか仕事に時間を割けず、てんやわんやの1年でした。
来年は邦人アーティストに力を入れたいなと密かに思っていますので
メジャーマイナー問わずおすすめのこの1枚!
というのがありましたら教えてくださいませ。

それでは皆様よいお年を。

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