「雨とQ日」9月号


今月も全国のコンビニエンスストアで
当店のフリーペーパー「雨とQ日」を
20円でプリントアウトすることができます。

各コンビニに設置されているマルチコピー機で
下記番号を入力していただくことでプリントができます。


■セブンイレブン
9月号ネットプリント予約番号
【 86156349 】 (期限は今月18日まで)
サイズはA4を指定してください。

ネットプリントについて
ネットプリント


■サークルK サンクス
■セイコーマート
■ファミリーマート
■ローソン
9月号ネットワークプリントユーザー番号
【 LJ625HFMWW 】 (期限は今月19日12時頃まで)
※サイズはA4、白黒印刷を指定してください。

ネットワークプリントについて
(「コンビニエンスストアで印刷」の項目をご参照ください)
ネットワークプリント


「雨とQ日」はわら半紙で発行しておりますが、
コンビニでの印刷は白い普通紙になります。
(ちなみにプリントアウト代は当店の収益にはなりません)

「雨とQ日」は毎月9日発行(定休日の場合は翌営業日発行)です。
バックナンバーの発行は行なっておりません。
提携店舗での配布および
オンラインショップのお客様へお付けしております。

「雨とQ日」設置店はこちらの記事にてご確認ください。
「雨とQ日」設置店紹介
 

2017年8月売上TOP10



1. haruka nakamura PIANO ENSEMBLE / 光




2. V.A. / nisica × Quiet Corner: fabric 01



3. V.A. / ending music



4. Gerald Situmorang / Solitude



5. AOKI, hayato / Echo/Room Echo



6. CANTUS / オディエ



7. The Unthanks / Diversions Vol.4 - The Songs And Poems Of Molly Drake



8. Kazunori Sugama, Mayu Gonto / Waterside



9. Al Viola / Solo Guitar



10. Hirofumi Nakamura / guitarscape

 

雑誌掲載情報




28日発売のスポーツ×ファッション雑誌
『HB Humming Birds vol.11』
https://hb-web.jp/feature/p509/
のコラムページ「Mix nuts」内「Playlist for Autumn」にて、
秋の季節の変わり目に合う
5曲を選曲しております。

書店、コンビニでチェックしてみてください。
 

追悼 ジャネット・サイデル


オーストラリアのジャズ・シンガー、
ジャネット・サイデルが
今月のはじめに亡くなったと聞きました。

https://www.facebook.com/janetseidel/posts/1599410833436726

病気のようですが、急でした。

かわいらしい歌声のジャズ・シンガーは
ブロッサム・ディアリーという先達以降、
今はけっこうたくさんいるのですが、
そんな中でもジャネットはしっかりとした
個性を持ったシンガーでした。

彼女自身ブロッサムのファンで
トリビュート・アルバムも出していますが、
曲の良さを理解したうえで
しっかりと自分の歌にするところは
偉大な先輩に引けを取らない
彼女の実力であり魅力。


Janet Seidel / Moon Of Manakoora


この『マナクーラの月』は
店主・寺田が前職の頃からずっと贔屓にしているアルバムで、
現在プレスされているCDには
コメントも載せていただいています。

亡くなったのが7日だそうですが、
その翌週のFM番組で
同アルバムから「Twilight Time」を選曲したばかり。

ありがとう、ジャネット。
あなたの作品に関われたことを誇りに思います。
 

somewhere else



Zsofia Boros / En otra parte


ソフィア・ボロス(ゾフィアとかボロシュとかいろいろ表記アリ)
はハンガリー出身の女性ギタリストです。
笑顔がチャーミングな方です。

いきなりECMからデビューとなった本作。
静かな、かつ、本格的な
近現代クラシック・ギター・アルバムを
お探しの方には最高の1枚と言えるでしょう。
店主個人的にも、
ここ最近で聴いたECMの作品の中では
ダントツで好きになっている作品です。

当店のファンの方には絶対に知ってほしい
ブローウェル作曲の「11月のある日」。
この曲が入っているだけでポイント高いです。
試聴じゃわからないかもしれませんが、
「ノスタルジー」とか「メランコリー」とか
琴線に触れそうな言葉をクラシックギターに
置き換えたならこの曲になる…
と言いたいぐらいの1曲です。
もともと映画音楽用に作られた、という点も
その音楽に親しみやすさがある要因です。

ボロスが個性的なのは、
細かな部分をもっとも重要視している
と思わせるギターの音色と
その選曲と言えるでしょう。

若いアーティストらしく、
選曲に余計なこだわりがありません。
前述のブローウェルから、
ラルフ・タウナー、
ヴィセンテ・アミーゴ、
キケ・シネシなど、
ポピュラリティーのある曲と
伝統的なリズムの曲とが
違和感なく並んでいます。

『En otra parte』というタイトルは
somewhere elseという意味。
ここではないどこか、といううつくしい響きの言葉が
日本語にはあります。
想像力を掻き立てされられる言葉。

ギターは時折、強く響く作品ですが、
不思議なことに、心は波立たないのです。
その点を取っても、
特別な作品、特別なギタリスト、と言えるでしょう。
貴方のライブラリーに加われば幸いです。


 

黄昏時から光のほうへ ― PIANO ENSEMBLE所感


2010年のまだ暑いとき。
ハルカナカムラが店に来てくれた。
発売されたばかりの『twilight』のために、
彼が撮った写真をファイルにしたものを
店頭で展示する、
その準備のためだ。

まだ私は、ハルカナカムラ本人のことを
よく知らなかった。
後から思うと、彼はその当時、
ひとつの暗闇から抜け出そうとしていたはずだ。
そしてもちろん、彼のアンサンブルのメンバーたちのことも
よく知らなかった。
ARAKI Shin、内田輝といったミュージシャンは
ライヴやアルバム販売に伴うかたちで
次第に親しくなっていった。

それから7年。
何度も会い、聴き、彼の音楽が変化していく様を
断片的に見続けてきたが、
個人的には「CURTAIN CALL」で
彼の向く方向性のひとつが
美しい建物のように形作られたと感じた。
それはPIANO ENSEMBLEの進化過程の中の
ひとつの出来事だったが、
私自身もスタッフとして参加した
昨年末の早稲田スコットホールでの公演では、
CANTUS、うららといった歌い手の他にも
青木隼人、坂ノ下典正というサポートが居たこともあり、
少し感慨深い気持ちになった。


[ACT.9] 2015年12月25日京都文化博物館
写真:吉村健(TKC)/照明 : chikuni

FOLKLOREでもそうだが、
この写真のように円になって
演奏を囲むのが、
彼らの音楽には合う。
その音楽性を的確に表しているいい写真だ。


haruka nakamura PIANO ENSEMBLE / 光


『光』。
こうやってPIANO ENSEMBLEの最終形が
音盤となってできあがったのは、いちファンとして嬉しい。


haruka nakamura / 音楽のある風景


『音楽のある風景』と『光』を見比べると
何曲か曲順が同じなのがわかる。
これは敢えてそうしたのだろう。
2014年の録音である『音楽のある風景』と、
その2〜3年後の演奏である『光』との
演奏には大きな変化があることが
一聴してわかるはず。
曲目を見ただけで「なんだ同じ曲入ってんじゃん」
と思うのは浅はかだし、
彼らがやろうとしていたことを理解すれば
これこそが正解なのだとわかる。

音そのものはエモーショナルに激しさを増す部分があり
雨と休日のラインナップの中では
音量大き目の部類に入る。
この点は前作『音楽のある風景』よりも増すところだが、
音がうるさい、という意味ではない。
硬度が増している、と感じた。

しかしその対比として、静かな部分は可能な限り静か。
それはこの音源の傍に「観客」が居たからだ。
数十、数百の観客が作り出す「静けさ」は力強い。
声を出すよりも力強い。

ハルカナカムラはその静けさを
強要することなく会場に作り上げている。
それは限られた音楽家のみができることに他ならない。

光があれば闇がある。
動があれば静がある。
その逆も然り。
音を発さなければ静寂は無いし、
静寂を作ってくれる人たちが居るからこそ、
ハルカナカムラとその仲間たちは
力の限り奏でられるのだ。

つまり何よりも、
静寂の部分に気づいてほしいアルバム
ということなのだ。



 

出張販売 in 京都 誠光社




京都・誠光社は、
本好きの方なら知らない人はいない
というぐらいの本屋さんでしょう。
私自身もファンだった恵文社一乗寺店の店長、
堀部篤史さんが始められた街の本屋。
御所近く、丸太町の細い路地にそのお店はあります。

誠光社
http://www.seikosha-books.com/



【期間】
9月16日(土)〜30日(土)
【場所】
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
TEL 075-708-8340
【営業時間】
10:00 – 20:00
【定休日】
無し

今回の出張販売のテーマは、「文章」です。
本屋の中のCD屋、ということで、
今までにない試みをおこないます。
・試聴なし
・書き下ろし長文キャプションを設置
というかたちをとった展示/販売を企画。

誠光社のギャラリースペースで
アルバムの1枚1枚に内在するエピソード、
あるいはいちリスナーとしての店主の思い入れ、
などによる物語性を文章にしてそれをCDとともに展示し、
読んで作品を想像してもらう(そして買ってもらう)という試みで
約15タイトルを販売いたします。

京都初の出張販売です。
(関西の方、もっと呼んでください)
是非足をお運びください。



今回の出張販売に合わせて、
トークイベントを開催いたします。

「音楽の聴き方をあらためて考える 〜非マニアのためのオーディオ入門」
http://www.seikosha-books.com/event/2696

【日時】
9月23日(土) 19時〜
【場所】
誠光社
【定員】
30名
【参加費】
1500円+1ドリンクオーダー

オーディオの知識なんて全然興味ないよ、
という人に向けた、ルームリスニングのための
「音楽の響かせ方ガイド」をご案内いたします。
当日は誠光社さんの店内を部屋に見立て、
店内に設置されているsonihouseの多面体スピーカーや
簡単なオーディオ機器を使った、
ワークショップのようなトークイベントとなります。
詳細、予約は誠光社へ。上記URLよりお願いいたします。


※通常の出張販売は雨と休日店主は在店しておりません。
 今回のみ、イベント当日(23日昼頃から)と翌日(24日16時まで)のみ在店いたします。
※出張販売のご依頼は常時受付中です。現在2017年11月&2018年1月以降のご依頼を受付中。
 オンラインショップ問い合せフォームよりご連絡ください。
 

思い出ごと引っ越すのです



AOKI, hayato / Echo/Room Echo



家をうつる。

その、事の大きさを実感できる人は
多いのでしょうか少ないのでしょうか。


音楽家、青木隼人は数年前まで東京・杉並区に住んでいました。
このCDの音源はその杉並の自宅にあった
ピアノを演奏したものがベースとなっています。
ジャケットには窓辺に置かれたアップライトピアノ。
これは彼の自宅で、
写真家の大沼ショージによって撮られた写真です。

青木隼人がその家をうつり、
今になってこの音源を作品にしたのには
理由があるはず。

過去の住処には
悲喜の思い出があるのは当然のこと。

人の記憶は引き出しのようだと言われます。
その中で、思い出という引き出し(カテゴリー)があるとしたら、
そしてそれを音楽として形にしたのなら、
こんな作品なのでしょう。


ちょうど同じ時期に、
部屋を離れる、その思いを音楽にした作品がリリースされています。


Gerald Situmorang / Solitude


インドネシアのジェラルド・シタモラン。
彼にとって、
その部屋はかけがえのないものだったのだと、
その演奏を聴いただけで
わかる気がします。

深く知り合った仲のものと別れる。
そのときの孤独感から、
『Solitude』というタイトルにしたのでしょう。
しかしSolitudeには孤独の絶望感は
強く含まれていません。
独りで生きることの
強かさ楽しさも含まれています。

切なさもありますが、頼もしさもある。
そんな作品かと。
 

「雨とQ日」8月号


今月も全国のコンビニエンスストアで
当店のフリーペーパー「雨とQ日」を
20円でプリントアウトすることができます。

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【 71320685 】 (期限は今月16日まで)
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「雨とQ日」は毎月9日発行(定休日の場合は翌営業日発行)です。
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2017年7月売上TOP10



1. haruka nakamura / CURTAIN CALL
 ※完売


2. V.A. / ending music



3. Plainte 嘆き - Viol music of French



4. Gerald Situmorang / Solitude



5. 吉村弘 / Music For Nine Post Cards



6. バロック・ラルゴ名曲集



7. Slawek Jaskulke / Senne



8. The Unthanks / Diversions Vol.4 - The Songs And Poems Of Molly Drake



9. Hirofumi Nakamura / guitarscape



10. V.A. / Note of Seconds - Schole Compilation vol.2

 
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